基本情報技術者試験

ネットワークに繋ぐための機器

ぼく

こんにちは、まさとです。

ぼく

今回はネットワークにつなぐための機器
についてやっていきたいと思います。

悩む人

無線LANとかかな、、、?

ぼく

そーです!LAN以外にも
いろんな機器が合わさって
通信が可能になってます!

悩む人

絶対聞いたことないやつ出てくるじゃん、、、

ネットワークを構成する機器とは

ネットワークに繋ぐためには
さまざまな機器を経由しています。

会社のパソコンから通信したいとき
相手のパソコンと自分のパソコンがあるだけでは
通信することができません。

もちろん一つのパソコンだけと通信したい場合
直接パソコン同士をケーブルで繋ぐことで
通信は実現できます。

ただ、これでは
通信相手が限られてしまうので
非常に不便です。

ネットワークの世界では
代表的な機器として

ルータ
ハブ
ブリッジ
リピータ

などがあります。

OSI参照モデルとの関係

ネットワーク通信をする際には
プロトコルという約束事みたいなものがあります。

そのプロトコルを
7つの階層に分けたものが
「OSI参照モデル」です。

基本的には
この第1層から第7層までの
全てを組み合わせることで
コンピュータ同士の通信ができるようになります。

詳しくは下記記事で解説してますので
一読していただくと理解を
深めやすくなるかと思います。

OSI参照モデルでいうどこに
今回扱う機器が当たるのかを
みていきましょう。

NIC

コンピュータを
ネットワークに接続するための
拡張カード
がNICです。

LANポートとも呼ばれたりします。

NICの役割は
データを電気信号に変換して
ケーブル上に流したり受け取ったりします。

なおこのNICには
MACアドレスという番号が割り振られていて
これは世界中で重複しない番号になります。

リピータ

リピータは物理層の中継
仕事としています。

ケーブルに流れているのはあくまで電気信号なので
距離が伸びればその信号は弱くなってしまいます。

それを防ぐために
弱くなった電気信号を
もとに戻してまた出力する
のが
リピータです。

拡声器なんかでより遠くに声を届ける
みたいな感じですね。

ブリッジ

ブリッジはデータリンク層の中継
仕事としています。

流れてきたデータの
MACアドレスを確認して
正しい方向に渡してくれます。

郵便屋さんが仕分けをするみたいな感じですね。
これは大阪行き、これは東京行き
みたいな感じですね。

ハブ

LANケーブルの接続口を
複数持つ集線装置です。

ポートの数だけコンピュータを
つなげることができます。

これはタコ足配線みたいな感じですかね。
コンセントに刺すと電気を繋げてくれる感じで
それぞれのコンピュータを繋げてくれます。

ルータ

ルータはネットワーク層の中継
お仕事にしています。

異なるネットワーク同士の中継役として
流れてきたパケットのIPアドレスを確認した後に
正しい場所に渡してくれます。

みなさんの家にも無線LANがあるかと思いますが
あれは家というネットワークがあって
外のネットワークと通信するために
存在しています。

ゲートウェイ

ゲートウェイはトランスポート層で
プロトコル変換による中継

お仕事にしています。

プロトコルは約束事でしたね。

たとえば携帯電話から送ったメールを
パソコンの電子メールで受けることができるのも
間でメールゲートウェイというものが
機能してくれているおかげです。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回の内容をまとめます。

✔️本記事のまとめ
  • ネットワークを構成する機器とは
  • OSI参照モデルとの関係
  • NICとは
  • リピータとは
  • ブリッジとは
  • ハブとは
  • ルータとは
ぼく

お疲れ様でした。

悩む人

ルータは知ってたけど他は初めて聞いたね。

ぼく

間にいろんな機器が挟まって
ネットワーク通信が可能になって
いるんですね。

今回はネットワークに繋ぐ機器について
解説してきました。

ネットワークにつなげるには
どんな機器が必要か
またOSI参照モデルと紐づけて
覚えておいてくださいね!

ぼく

以上、まさとでした。