基本情報技術者試験

RAM?ROM? メモリの種類とは?

ぼく

こんにちは、まさとです。

ぼく

今回は、メモリについて詳しく
解説していきます。

まだ、コンピュータの基本を知らない。という方は
是非下の記事を一読していただくとより理解が深まるかと思います!

CPUとタッグを組んで大活躍しているメモリについてです。

料理に例えるとわかりやすいのですが


CPUを料理人と例えるとします。
補助記憶装置(冷蔵庫)から材料を取り出して机の上におきますよね。

その机がメモリと考えていただくといいかと思います。

つまり机が広ければたくさんの材料を広げることができ
効率が上がります。

しかしまな板しか置けない机だと作業効率も落ちてしまいます。

メモリもこれと同様で容量が大きいとたくさんのデータを
展開できます。

このイメージを持った上で進めていきましょう!!

メモリの種類(ROM,RAM)

ぼく

メモリには二つの種類があるので
まずはそこからみていきましょう。

ROM
(Read Only Memory)
RAM
(Random Access Memory)
不揮発性揮発性
容量MBGB
CPUアクセスメモリへコピーが必要直接
用途ファームウェアメモリ

名前の通り

RAMは読み書き可能で揮発性

ROMは読み出し専用で不揮発性

ということです。

ここで出ている不揮発性、揮発性というのは
電源を切ってもデータが飛ばないか、飛んでしまうかの違いです。

料理の例えでいくと
材料を出した机があったとして
電気を切ります。

もう一度電気をつけたときに
机の上のものがなくなっているか、
そのままの状態で置いてあるかの違いです。

ぼく

料理中に電気が切れること、
急にあったはずのものがなくなることは
まあ、ありえないですが、
イメージはこんな感じです笑

基本的な役割(ROM)

ROMというのは基本的に工場出荷時に
データを保存しておく場所
のことです。

コンピュータというのはOSが搭載されています。(Windows,Macなど)

ただ、それらがなくても、
もっとも基本的な部品とソフトを繋ぐための元となるものを
保存しておかなければなりません。

BIOSと呼ばれたりもしますが、
キーボードを触ると電源がついたり、
基本的なソフトウェアがなければ
コンピュータはうんともすんとも反応しません。

こういった基本的な動きの部分を
保存しておくのがROMの役割です。

これは電源を消してもデータが飛ばない不揮発性となっています。

基本的な役割(RAM)

RAMは一般的な今までお話ししたような一般的なメモリです。

作業机のような、データを一時的に保管しておく場所になります。

メモリの詳細

ここまでROM、RAMと出てきましたが
さらに細かく分類することができます。

RAMの種類いろいろ

RAMはその名の通り「ランダムに読み書きできるメモリ」のことです。

RAMはさらに
主記憶装置に使われるDRAM
キャッシュメモリに使われるSRAM
の二つに分かれます。

DRAM(Dynamic RAM)

DRAMは安価で容量が大きく主記憶装置に用いられるメモリです。
ただ読み書きはSRAMに比べると低速です。

記憶内容を保つためには定期的に内容を再書き込みする
リフレッシュ動作が必要です。

SRAM(Static RAM)

SRAMはDRAMに比べて非常に高速です。

その分、価格が高いため、
小容量のキャッシュメモリとして用いられます。

こちらはリフレッシュ動作は必要ありません。

ROMの種類いろいろ

ROMもその名の通り「リードオンリー(読み出しだけ)なメモリ」のことです。

ただ、基本的には読み出しだけという話で、実は記憶内容の削除や、書き込みができるPROMというものも存在します。

マスクPROM

読み出し専用のメモリで、製造時にデータを書き込んで
以降は内容を書き換えることはできません。

PROM(Programmable ROM)

プログラマブルなROM。

つまりユーザーの手で書き換えることができるROMです。

EPROM

紫外線でデータを削除して書き換えることができる。

EEPROM

電気的にデータを削除して書き換えることができる。

フラッシュメモリ

EEPROMの一種で全削除ではなく、
ブロック単位でデータを削除して書き換えることができます。

SDカードや、USBメモリがこれにあたります。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回の内容をまとめます。

✔️本記事のまとめ
  • メモリの種類(ROM,RAM)
  • メモリの詳細
  • RAMの種類
  • ROMの種類
ぼく

お疲れ様でした。

悩む人

ローマ字がいっぱい出てきて覚えにくいなぁ

ぼく

しっかりと何が略されているかを
一緒に覚えるといいですよ!

今回はメモリの種類について
解説してきました。

メモリにはROM、RAMがありましたね。
それぞれどんな意味だったでしょうか
またそれぞれ種類がありましたね。
どんなものだったでしょうか。


この二つがすぐに答えれるようになってくださいね!

ぼく

以上、まさとでした。