基本情報技術者試験

データの整理には欠かせない「配列」

ぼく

こんにちは、まさとです。

ぼく

今回はデータ構造である配列について
解説していきます。

悩む人

配列って名前からして並んでるもののことでしょ!?

ぼく

ピンポーン!大正解です!

ぼく

それがどういう仕組みか
メリットデメリットなどを解説していきますね!

そもそも配列とは

配列とはメモリ上の連続した領域に、
データを並べて管理するのが特徴です。

上図のように配列では
同じサイズのデータが連続して並んでいます

データが整理されたというのも非常に利点なのですが、
もう一つ便利な添字(そえじ)というものがあります。

添字とは

添字とは配列の中の
何番目かというのを指定してくれるものです。

この添字を使うことで配列内の各データに
直接アクセスすることができるようになります。

例として
配列名が苗字だとすると
苗字 <= これで苗字配列の添字1の鈴木が取り出せます。

※プログラム言語によって配列の書き方は違います。

添字は「0」始まりなので注意が必要です。

欠点としては最初に固定サイズで
まとめて領域を確保してしまうため、
データの挿入や、削除などは不得意です。

そのため、
データの個数自体が頻繁に増減する用途には
あまり適していません。

多次元配列とは

先ほど紹介した配列は
一次元配列と呼びます。

これを縦に複数並べたものを
二次元配列と言います

一次元配列の中身を取得する場合は
配列X[添字]のようにできましたが

二次元配列の場合だと

配列X[行の添字,列の添字]

と表すことができます。

つまり
上図の二次元配列Xの

配列Xはデータ9

が中身ということになります。

エクセルやスプレッドシートなどを
思い浮かべていただけると
わかりやすいかと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。

今回の内容をまとめます。

✔️本記事のまとめ
  • そもそも配列とは
  • 添字とは
  • 多次元配列とは
ぼく

お疲れ様でした。

悩む人

予想通り並んでいるものだったね

ぼく

プログラム言語によって
配列の定義の仕方などは違いますが
根本的な配列性質などは同じです。

ぼく

なので是非この性質だけは
覚えておいてくださいね!

今回は配列について
解説してきました。

配列の欠点だった挿入や削除は苦手といった
ところを補う「リスト」というものもあるので
次の記事で解説していきます!

ぼく

以上、まさとでした。