こんにちは、まさとです。
LANって聞いたことありますか?
無線LANとかで聞いたことあるよ!
今回はそのLANについて解説していきます。
LANとWANとは
まず簡単にLANとWANとは
何かを解説していきます。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/LAN.png)
LANとWANとは
異なる端末をネットワークを介して
繋げるものです。
LANとWANではそれぞれ対応している範囲が
違いますのでそこについてみていきましょう!
LAN(Local Area Network)
局地的な狭い範囲のネットワークのことを
LANと呼びます。
みなさんのご自宅にも
パソコンやスマートフォンなど
複数端末あるかと思います。
そのような家庭で構築する宅内ネットワーク
も一つの例として挙げることができます。
WAN(Wide Area Network)
遠く離れたLAN同士を
接続するネットワークのことを
WANと呼びます。
東京事業所と大阪事業所にある
LAN同士を結んで通信できると
いったイメージです。
このLANとWANがあることにより、
コンピュータで扱うディジタルデータは
距離を意識せずにやり取りをすることができます。
データはどうやって運ばれている
コンピュータがデータをやり取りするためには
お互いを結ぶ回線が必要です。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/繋ぐものがないと-送れない......png)
専用回線方式
もっともシンプルな方法は
お互いを一本の回線で結んでしまうことです。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/繋ぐものがないと-送れない.....-1.png)
しかしこれでは
1対1の通信しかすることができません。
あなたの持っているスマホでやり取りできるのが
一人だと困っちゃいますよね。
ネットワークというからには
多くのコンピュータと自由にやりとりしたいですよね。
そのためには交換機を利用した
交換方式というものを使って通信経路を確立します。
回線交換方式
名前の通り交換期が回線を交換して
データを送るものです。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/繋ぐものがないと-送れない.....-2.png)
パケット交換方式
データをパケットというものに分解します。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/データ.png)
それを回線に送り出して
交換期が宛先を見て振り分けてくれます。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/繋ぐものがないと-送れない.....-3.png)
WANの拠点間を接続する場合を除いて、
現在のネットワークは基本的に全て
このパケット交換方式です。
LANの接続形態(トポロジー)
LANを構築するときに、
各コンピュータをどのように繋ぐか。
その接続形態のことをトポロジーと呼びます。
スター型
ハブを中心として
放射状に各コンピュータを接続する形態です。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/名称未設定のデザイン.png)
バス型
一本の基幹となるケーブルに
各コンピュータを接続する形態です。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/名称未設定のデザイン-1.png)
リング型
リング状に各コンピュータを
接続する形態です。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/名称未設定のデザイン-2.png)
アクセス制御の方法
複数のコンピュータをつなげるために
それぞれが一本ずつ回線を
持つわけにはいきません。
できるだけ少ない回線で
どうしたら多くのコンピュータを
つなげることができるでしょうか。
そこでアクセス制御の
話が出てきます。
CSMA/CD方式(アクセス制御)
パケットを送る際に
回線は一本ですので
同時に送ることはできません。
そのため、
送る前に回線が使われていないかを
確認します。
もし使われていなければデータを送信します。
ただし同タイミングに送ってしまった場合は
パケット同士の衝突(コリジョン)
が起こってしまいます。
衝突が起こってしまった場合
各々のコンピュータで定められている時間待機してから
再度送信し直します。
このように通信を行い、
一本のケーブルを複数のコンピュータで
共有することができます。
これがCSMA/CD方式です。
トークンパッシング方式(アクセス制御)
リング型LANで使われる代表的な
トークンリングではアクセス制御方式に
トークンパッシング方式を用います。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/トークン.png)
リングの中にぐるぐると
トークンというものが流れています。
それにデータをくっつけて流します。
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/06/トークン-1.png)
自分宛かどうかを確認して
次に流すか、受け取るかを決めます。
イメージとしてトークンは
風船のようなものだと思ってください。
風船がふわふわ漂っていて、
それにデータを引っ付けて
流すイメージです。
無線LAN
最近では主流になってきている
無線LANについてです。
無線LANはケーブルを必要とせず、
電波などを使って無線で通信を行うものです。
無線なので、電波さえ届けば
自由に移動することができます。
しかしその反面
電波を盗聴されてしまう恐れもあるので
通信を暗号化するなど
セキュリティ対策が必要になります。
最後に
![](https://masatooooon.com/wp-content/uploads/2022/02/Floppy-disk-amico.png)
いかがだったでしょうか。
今回の内容をまとめます。
- LANとWAN
- データのやりとり方法
- LANのトポロジー
- LANのアクセス制御
- 無線LAN
お疲れ様でした。
何気なく使ってるけど
こういう考えで複数のコンピュータと
やりとりができるんだね。
いろいろなところで
つながっているという便利さゆえ
盗聴などは気をつけないといけないですね!
今回はLAN、WANについて
解説してきました。
パケットという考えも新たに出てきましたが、
データを直接送るのは容量が大きすぎるので
それを小包に分けて、送っているんですね。
ディアゴスティーニみたいな感じで
細かく分けて送ってきて、
それを組み立ててデータを復元していきます。
以上、まさとでした。